Moon Cross

 

季候がよくなってきましたので、本を読んでいます。

しかも、今はなぜか『漫画が読みたい病』にかかっていまして、一日に5冊以上は読んでいます。
しかし、新刊を買ってばかりいたら、すぐに軍資金が底をつきますので、もっぱら、ブックオフ系の古本屋さんめぐりをしています。
もちろん、買う本のほとんどは格安の100円コーナーがほとんどです。

安い本は年代が古いものばかりだと思っていたら、2010年に出たばかりの本も探したら結構たくさんプライスダウンされていて、びっくりします。
物の値段の落ちるのは本当に早いですね。

買う本にはもちろんBL本も入っていますが、作家さんはあまりよく知らないので、ほとんどパラッと中身を見て、なんとなく気に入ったら、籠に入れていくという方法を取っていますので、本当に行き当たりばったりです。

それで、いったい何をポイントに買っているのかというと、なんだか……ええっと……、題名に『王子』という文字が入っていたら、つい手にとって、中身をチェックしてしまいます。
よく分らなかったけれど、自分、『王子様』に弱かったみたいです。

おおーーっう！

まさか、この年で、王子様がヒットポイントなんて、思いもしませんでしたよ……。
ここが、自分のストライクゾーンとはっ！
おそるべし、王子様！！

なんか、王子がツンデレでなのは定番です。
これは動かせません。


しかし、相手はいろいろなパターンがあります。
たとえば、王子の身の回りの世話をする美系の青年は、頭脳明晰で冷静沈着で、王子よりも人望があって、いつも頭を下げてつかえているのに、心の中では少し相手を小馬鹿にしている腹黒い従者だとか──。

それとは真逆で、そんなバカ王子がかわいくて仕方がないと、盲目的につかえる従者だとか──。

昔は兄弟のように育ったのに、あるときから、よそよそしくなり、王子が「どうして、そんなに冷たくなったんたよ」と泣きながら言ったら、「昔と今とでは立場が違うんです」と答えて、余計に王子を泣かせる従者だとか──。

いろいろバリエーションはありますが、とりあえず『身分違いの恋』っていいよなぁーと思います。

その延長上に、ハリーとドラコもいますが。
エラソーなお坊ちゃんのドラコと、孤児のハリーも、立派な身分違いだと思います。

あと選ぶポイントは、攻が黒ぶちの眼鏡をかけていて黒髪で、相手は金髪とかベタの塗っていない髪の毛で、ものすごいキツイ性格だったら、とりあえず買っています。

もう、言うまでもないほど、分かりすぎるチョイスですね。
ハハハ……。

自分の萌えに、まったくのブレなしっ！！


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